犬/首輪/拘束/剃毛/媚薬/スカ大小 ※毛表現注意


「国王様、いかがです?」
「ふむ……雄犬というのもなかなか良いものだな」
「そうでしょう、是非一匹」
「いや、いい。当てがある」

「で、何だ」
「だからな、ジェイル。ちょっとこれをつけてみないか」
犬。主人の性処理やストレス発散のための奴隷。
主な購買層は貴族達。それゆえ彼らによって支えられる王室はその存在を許している。
着衣は許されず首輪から伸びる鎖を引かれて主人についていく。
借金のかたに売られた者や異国民などの中でも比較的容姿のいい若い男女がほとんどである。
その市場を見てきたバエディル王国国王のセーファスは、恋人であり自らの護衛隊の隊長であるジェイルに犬の真似事をさせようとしていた。
「ふざけるな。お前は俺をどうしたいんだ」
「勘違いをするな、お前は永遠に俺の恋人だ。普通に愛し合うことに飽きた訳では全くない。
 ただな、たまにはな、いいだろう? な? きっとお前も気持ちいいぞ」
「……そういう話ではない、この変態め」
わずかに頬を赤らめ脇を向いて言うジェイルに、セーファスは「可愛い奴め」と抱きつこうとするが、腕一本で止められてしまう。
セーファスが彼に想いを伝えた頃は国王に反抗するどころか敬語を使わないということすらできなかったジェイルであるが、ここ数ヶ月で随分と慣れたようだ。
「むう……冷たいな、以前なら『ゃ、ぁ、いけませんっ国王様ぁ〜』とか言いながらも許してくれただろうに」
「…………」
ジェイルはセーファスの額を押さえていた腕を離し、勢いで倒れこんできた彼を後方へと受け流す。
「お前が服従はやめろと言ったんだろう!」
床に膝をついたセーファスの背にジェイルが怒鳴るが、彼は立ち上がって埃を払い多少にやつきながら振り返る。
「その通りだ! こんなことされても実はちょっと嬉しいぞ!
 しかし国王に向かってその言い草は護衛隊長として許されると思っているのかよってこれをつけろ!」
一息に言い切る国王に顔をしかめるが、根が真面目なジェイルは渋々といった風に跪く。
赤い大きな革の首輪は、セーファスよりは色の濃い肌や銀色にも見える紫色の真っ直ぐな長い髪によく栄える。
「何故犬が服を着ている?」
突然無表情になり冷たく言い放つセーファス。
「えっ、セーファス?」
「ご主人様、だろう。馬鹿犬が」
「っ、」
セーファスは困惑するジェイルを見下ろしながら彼の股間を踏みつける。
「セーファス、どうし」
「自分で脱げないのなら脱がせてやろう」
どこから取り出したのか、鋏を持つと、ジェイルの着ている制服の上着を切り刻む。
「いや、脱ぐっ、やめろ、」
そういうプレイだと観念したのか、ジェイルは慌ててシャツのボタンを外すが、セーファスは下衣を下着ごと切り裂く。
シャツを脱ぎ終わりブーツに手をかけたジェイルの鼻先を上からセーファスが平手で軽くはたく。
「ぇ」
「何をしている、それは身体の一部だろう」
「…………」
セーファスの頭の中ではそういう設定なのだろうと理解し、ジェイルはブーツをそのままにする。
「人間のような座り方をするな、お前は犬だろう」
体育座りのような状態になっていたジェイルは、国王の言わんとするところは推測できたが、自尊心や羞恥心が許さないのか困ったように視線を泳がせる。
「来い」
説明するのが面倒だったセーファスはお座りはそのうちにさせればいいと考え首輪についた鎖を引く。
「お前は犬だ。自覚しろ」
反射的に立ち上がろうとしたジェイルの背を踏みつけて言う。
仕方なく四つん這いでついてくるジェイルに満足げな様子で部屋の隅に用意させた大き目のゲージの方へと歩く。
ゲージを見て身をすくませたジェイルがセーファスの方へ視線を送ったが、彼はそれを無視して呟く。
「いや、その前に風呂に入れよう」
国王専用ということになっている風呂場へジェイルを引きずっていくと、セーファスは靴を脱ぎ衣服の裾をまくる。

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