「はぁ、……っ」
しかし、また後孔に挿れていた指を動かし始める。
よく見ると最後に下ろした手は性器の根元を強く握っている。
「……んぅ……あぁっ!」
また射精せずに達する。
「はっ、」
何度か達した後、前を握っていた手を胸へと戻すと、また椅子に擦り付けるように腰を振る。
「ぁぁあっ……っ──!」
やっと白濁の液を散らして達すると、恍惚とした表情のまま、萎えたそこから黄金色の液体を零す。
出しっぱなしのシャワーの湯に、液体は出たそばから流れていく。
「いいものを見せてもらった」
「!?」
ルーの顔が羞恥に紅く染まっていく。
「やはりあれを外すと物足りないか」
「! 違っ……」
「後ろも触らねばイけないのか」
「……っ」
目つきをきつくしてそっぽを向かれてしまう。
「抱いてやろうか」
近寄ると、ルーは威嚇するようにまたこちらを向く。
気にせずもう一歩進むと、若干よろけながら立ち上がった彼の爪が鼻先を掠めた。
「恥ずかしがるな」
首に爪を立てられる。
「抱かせろ、命令だ」
一瞬怯んだ彼の手を掴み、頭を抱き寄せて口付ける。
身長の問題で彼に腰を曲げさせる形となり、格好悪いことこの上ない。
ルーを壁に押し付け、膝を上げて彼の中心を刺激する。
僕のものを取り出して、膝が立たなくなってきた彼の後孔に差し込む。
彼自身の体重がかかっているのもあり深く入ったようだ。
「い、痛ぃっ……」
腰を動かし始めると、ルーは背を丸め僕の肩に顎を乗せるようにしてしがみついてくる。
「っ……く」
すぐに勃ち上がったルーのものを扱いてやる。
「ぅ、……」
先程まで自分でしていた所為か、随分と感度が良い気がする。
「はぁっ、……っ」
先程からの彼の痴態に反応していた僕のものはすぐに欲を放ってしまう。
「んぅ……、」
それと同時にルーも達すると、力が抜けたのか更に僕に体重を掛ける。
流石に支えるのも辛くなり、抱きつかれた格好のまま床に座る。
「分かったぞ。お前は淫乱なのだな、ルー」
「なっ……!?」
何を言うか、とでもいうような顔をするルー。
「あの輪を取ったのはよくなかったな。欲求不満だったのだろう?」
今日の仕事の報酬、金縁の赤いリボンを取り出す。
「このリボンは僕にしか外せないがお前に害は与えない」
「……」
ルーの中心ににリボンを結んでやる。
僕の中で彼は奴隷から召使ぐらいに格上げされていたのだが、不満だというなら仕方が無い。
「これからは排泄も射精も僕に言え」
返事が無いのは肯定と受け止める。するとなんとなく気分が良くなった。
あの輪を取って僕も欲求不満だったのかもしれない。
「ルー、お前は僕のものだ」

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