「嬢ちゃんは俺と来な。ジェイル、お前のことは手下共に任せるからな。俺は男に興味はないんでね」
 手下達がジェイルに舐めまわすような視線を向ける。ライナスは一糸まとわぬ姿のまま放心状態になっているサーシャの肩を抱く。
「ライナス」
「ジェイル。お前さ、男の方が好きならそう公言しろよ。女の子何人泣かせたと思ってんだ」
 反論の隙も与えずにサーシャを連れ去る。
「男の方が好きなんだ?」
 ライナスの仲間の1人が言う。
「そういうわけではない」
 言い返すジェイルの腕を拘束する鎖を男達が持ち、ベッドから引き摺り下ろす。床に背を打ちつけたジェイルの格好は、上は慌てて身に付けたシャツだけ、下も中途半端に降ろされたままだ。そのまま部屋の隅まで引きずられ、頭上の壁に固定された手枷で拘束される。裾をブーツに入れていた下衣を脱がされ、シャツのボタンも全て外されて、正座から少し腰を上げたような姿勢になった。
「聞いてた以上だな……」
 前を開いたシャツと黒く光る膝までのブーツだけを身に付けた格好のジェイル。彼の肉体に、顔も見えぬ男達の1人が感嘆の声を漏らす。
 誰かが、先ほどの行為を見てか既に熱を持ったものを、ジェイルの口に押し込む。
「ほら、咥えろ。噛むなよ。噛んだら嬢ちゃんの命は無いぞ」
 下っ端らしいこの男に、リーダーのライナスに気に入られたらしいサーシャをどうこうする権限があるのか疑問ではあったが、ジェイルは念のためと大人しく咥える。
「ぐ……」
 ジェイルは男に快感を与える技巧など持ってはおらず、自分で腰を動かす男にされるがままになっている。頭を手で押さえられ、ジェイルの髪が乱れる。喉を突かれてえずき生理的な涙を零すと、男はさらに激しく腰を動かす。閉じることのできない口の端からは唾液が零れ落ちる。
「僕も……」
「んだよ下っ端は黙ってろ」
 まだ13、4歳であろう、少年特有の高い声に、男はジェイルの口から爆ぜそうなそれを抜き出しつつ返す。
 年端のいかない少年までもがこんなことをしている……剣の才を認められて都に行くまでずっと故郷の村で過ごしたジェイルにとっては、考えられないようなことであった。
「!?」
 男が口から抜いたものを自分で扱き、ジェイルの顔に白濁を放った。咄嗟に目を閉じ、再び開くと、睫毛や鼻先にかかった液体が見える。ジェイルは不快そうな顔をしたが、それにすら興奮を覚えるらしく、男のペニスはまた熱を持ち出す。
 だが、彼を押しのけるようにして先ほどの少年以外の2人の男がジェイルの前に立つ。色々な器具の入った箱を持っている。
「次は俺達の番だぜ」
 言うと、1人がサーシャの指で解された所にガラス製の巨大な注射器のようなものを差し込む。流し込まれる冷たい液体に無意識に逃げようとする腰はもう1人に押さえられてしまう。
「ちなみに、媚薬入りだ」
 液を全て入れると、サーシャの指や浣腸器の先とは比べ物にならない太さの、ペニスをかたどったバイブを挿れる。
「ぐ、ぁあっ……!」
 裂けて血が流れるが、それでも快感を感じてしまい戸惑う様子のジェイル。
 挿し込んだ物を抜き差しされると茶色がかった液体が漏れ出す。
「は、あ゙っ」
 思い切り奥まで挿し込まれると、それが振動を始める。
「あ、っ……ぃっ、あぁぁ」
 ちょっと待ってろ、とそのまま放置される。彼を責めていた2人は入ってきたのとは別のドアから出て行ってしまい、最初にジェイルの口を犯した男もそれに続く。

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