ふと、熱が冷めた。
「取り乱した」
ルーが押さえ付けていた僕の腕を離す。
「僕が決めたルールその一、互いの過去には干渉しない」
「……初耳だ」
「言っていないからな」
「まあ、しかし、穢れたと言っても挿れた方だろう」
「なっ、」
「後ろは初めてだな?」
「……いや、私は、この……ような、行為……自体……」
「何!?」
僕の頭の中には、ルーの美しさの虜となった女がいて。
月夜の晩にのこのこと屋敷まで付いて来て。
シャワーを浴びてベッドでルーを待ち。
ルーはその時だけはその女を愛して。
首筋に噛み付いて。
快楽の中でその女は死ぬ。
「かつての僕の、吸血鬼のイメージだ」
所詮、餓鬼の妄想か。
「私は……たまに街へ行っていると、人間の女がうちに来たいというから」
「なるほど、これは丁度良いと泊まらせて」
「ああ、ここ数百年、ずっとその血で生きている」
優しいルーが悪びれる様子もない。
吸血鬼にとって人間の女は家畜のようなものなのだろうか。
「……悪かった」
ゆっくりと起き上がって口付けると、目を閉じて受け入れてくれた。
「どちらにせよ、もうお前は僕のものだ。誰にも触れさせない」
今度は下衣を全て脱がせ、念入りに指で彼のアナルを解す。
そっと指を動かすと、僅かずつだが緊張は解けてくる。
「くっ……」
凭れ掛かってきた彼を受け止めベッドに倒れる。
指を二本に増やして奥を探る。
「あっ、」
思わずといった調子で彼が声を上げる。
「っぅ、ぁあっ」
そこに執拗触れながらもう片方の手で中心を愛撫する。
「ん……」
指を抜き、ゆっくりと僕のものを挿す。

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