「っ、あ、……!」
僕は研究室に戻りモニターの前に座る。
彼の部屋に仕掛けたカメラによる映像と音声。
「セイレン……」
「……?」
確かに僕の名前が呼ばれた。音量を上げる。
「ん、ぁ、」
膝裏を抱えて脚を固定し、肛門から湧き出す緑色の軟便を喉に流し込む彼。
そのペニスは硬く膨らんでいる。
肛門から上手く受けられるはずもなく便に汚れた顔。
ちらちらと見える紅い舌がいやらしい。
「あんなキレイでも男なんだな……」
便を出し切ると、指で肛門を拭い口へ運ぶ。
付着した便を舐め取ると、唾液にまみれた指を肛門へ差し込む。
「んっ、っ、あ、……」
指を抜き差しながら、もう片方の手でペニスを扱く。
「一回ヤられてハマっちゃったってトコか。意外とエッチ。
……キレイだな。これで女だったらなあ」
「セイレンっ……!」
「うわ、僕の名前呼びながらイっちゃったよ。僕にゾッコン?
……最初とか監禁に近かったもんな、ナントカ症候群ってやつかな。
身の安全の為に勝手に監禁者に好意的になっちゃうんだっけ」
言ってみて、何故か胸の奥が焦げる。
「ん……」
ペニスを取り出して扱く。
「キル……君は男だけど、僕、君のことが好きみたいだ……」
一人で呟きながら、絶頂へ上り詰める。
「っ……!」
後始末をしていると、モニタの中には自分の便と精液にまみれた顔のまま、両手で頭を抱えるキルがいた。
「食事のつもりがついオナっちゃった訳か。自己嫌悪? 可愛いなあ。
ウサギといえど獣……その遺伝子の所為で、抑えがきかなくなってるのかな。
それとも、キルは元々あれで我を忘れるほど興奮しちゃう変態さんなのかな」
キルはひとまず洗面所で顔を洗い、トイレに行って小便をした。
勿論トイレにもカメラは設置されている。
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